インフラストラクチャ―環境

台北市のインフラストラクチャ―は整っており、交通の面では、台北市は全国最大の交通結節点として、三つの鉄道(列車、高速鉄道、捷運(MRT))が集まるとともに、バスとタクシーの密なネットワークや便利なU-Bikeシステムが、各種の短・中・長距離移動の交通需要を満たしている。インターネット整備の面では、台北市は全国で最初の「シームレス・インターネット」シティであり、光ファイバーのカバー率は80%以上に達している。全市の公共エリアにおいて無料インターネットサービスを提供している。また、水道及び電気コストの面では、台北は、世界の中で水道及び電気コストの負担が最も軽い都市の一つでもある。

アジア太平洋地域における重要都市のA級工場建物の家賃の概要

USD/psm/month

Cities 香港 Hong Kong 東京 Tokyo 北京 Peking シンガポール Singapore 上海 Shanghai ソウル Seoul 台北 Taipei バンコク Bangkok
Rental 164 72.8 90 62.5 73.1 44 45.8 21.6
(出典:仲量聯行The Office Index 1Q 2018)

交通

台北駅は当市の交通の中心であり、1日の乗降客数は延べ50万人を超える。捷運(MRT)、高速鉄道、台湾鉄道、国道・自動車道路バス等の駅がここに設けられ、交通が便利である。南北を貫く高速鉄道によって台湾全土が1日生活圏となり、台北から1時間以内で桃園空港に、2時間以内で桃園、新竹等の重要な産業地域に到着が可能であり、台湾北部の重要な産業コリドーを形成している。

「桃園国際空港」と「台北松山空港」

台湾はアジア太平洋地域の中心に位置し、桃園国際空港から東京、ソウル、上海、香港、マニラ、バンコク、シンガポール等の主要都市に短時間で到着することが可能である。2016年の乗客数の統計によれば、出国・入国者数はいずれも延べ1734万人を超えており、乗継旅客数は延べ32万人を超えている。 2015年の国際空港評議会(Airports Council International, ACI)の空港サービスの質ランキング(Airport Service Quality, ASQ)において、桃園空港は旅客数2,500万から4,000万の空港の中で第2位に選ばれた。また、航空業界のアカデミー賞と称されるSKYTRAXのランキングにおいては、旅客数3,000万人から4,000万人の空港の中で、連続して「ワールド・ベスト・エアポート」第3位を獲得している。 台北松山空港は台北市の中心に位置し、主として国内線、中国大陸、北東アジア等の路線を提供し、東京羽田、ソウル金浦、上海虹橋及び浦東、武漢、安徽等の空港に直行が可能である。国内線は、花東 澎湖、金門、馬祖、恒春等に向けて運航している。

関連リンク:桃園国際空港フライト情報松山空港フライト情報

台湾の高速鉄道

台湾の高速鉄道は、台湾西部の主要都市間において高速鉄道旅客輸送サービスを提供しており、現在のところ、南港、台北、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義、台南、高雄など全部で九つの駅が設けられている。2015年の旅客数は延べ5,000万人を超え、運転最高速度は時速300キロメートル、定時運行率は99.6%に上る。駅では多様な乗継方法を提供しており、乗客は無料の「高速鉄道快速バス」で高速鉄道駅への往復が可能なほか、バス、タクシー、レンタサイクルへの乗換も可能である。

関連リンク:高速鉄道ダイヤ情報

自動車道路バス

台北市には全部で5か所のバスターミナル駅があり、それらは、台北駅、市政府駅、南港駅、圓山駅、動物園駅である。およそ20社を超える企業が、台湾全土の各県、市への輸送サービスを提供している。全国最大かつ最も複雑なバス乗継駅である「台北ターミナル駅」は台北市の中心に位置し、国道バス、台湾鉄道、高速鉄道、捷運(MRT)、空港捷運(MRT)の五つの交通手段が集まる複合型ターミナルセンターであり、地下鉄駅地下街、台北駅地下街とつながっており、乗換に便利である。

関連リンク:台北市バス路線情報

台北捷運(MRT)

台北捷運(MRT)の路線網は完備され、安全かつ快適、便利な輸送サービスを提供している。現在、全部で5主線、2支線、117駅から構成されており、路線全長は136.6キロメートルに達している。2015年の日平均乗降客数は延べ約196.6万人であり、信頼度のランキングは世界第1位である。捷運(MRT)の運行時間は06:00-24:00まで、運行間隔はラッシュ時で2~8分、非ラッシュ時で4~12分である。都市型捷運(MRT)システムとして、台北捷運(MRT)はオープンかつイノベ―ティブなサービスを提供し続けることで、都市の居住、通勤、レジャー、輸送等の機能の発展を支えている。

関連リンク:捷運(MRT)路線情報

台湾鉄道

西部幹線、東部幹線、南迴線により構成される環島鉄道網路線は、台湾鉄道の中心的な運行路線である。現在、運行路線は合計13本あり、2010年末現在、合計226の駅がある。年乗客数は延べ約2億3,282万人であり、運転最高速度は時速140キロメートルに達する。旅客列車の定時運行率は94.19%である。乗車券の種類は、普通券、団体券、定期券、貸切券、その他乗車券種に分かれる。

関連リンク: 台湾鉄道局

タクシー

台北市は、台湾で最もタクシー台数が多い都市である。タクシーのサービスの質向上を図り、空車率を下げるため、台北市公共運輸処は、交通拠点にタクシー乗り場を設け、市民がより便利にタクシーを利用できるようにしている。

関連リンク: 台北市公共運輸処

市内バスe-bus

台北市聯営(共同運営)バス路線数は280本以上に上り、路線の種類は多様で、一般路線幹線道路、捷運(MRT)シャトルバス、観光ミニバス等がある。日平均乗客数は142万人で、交通ネットワークは密に張り巡らされている。乗車の利便性向上のため、台北市政府はすべてのバス路線において、バス停にバスが到着するまでの予測時間情報を全面的に提供することを2009年から実施している。市民は、スマート型のバス停表示版、ホームページ(携帯電話用ホームページを含む)、音声で情報を確認できる専用電話等を通じて情報を得ることが可能である。

関連リンク:台北市バスリアルタイム情報

自転車

短距離移動の交通手段として市民が汚染やエネルギー消費の少ない公共自転車を利用することを奨励するため、台北市政府は台湾のジャイアント・マニュファクチャリング社との協力の下、「YouBike微笑自転車」を推進し、当市内における公共レンタサイクルサービスを提供している。現在、台北市の12の行政区に合計268か所のステーションが設けられ、悠遊カードを使えば簡単にレンタルができる。2016年11月現在、累計延べ7,000万人以上が利用しており、回転率は世界第1位である。

関連リンク:YouBike微笑自転車

金融サービス

金融サービス業の業者数は約10,929社、うち台湾及び外国の銀行の台湾支店は1,025店となっています。上場企業は330社、公開企業は193社と新興株式市場における上場企業は85社あります。全国8割の金融機関の本部、9割以上のベンチャー企業が台北市に設立されています。従業員数は約16万人以上、台湾第一の大金融都市です。台北の金融キーテクノロジーの把握及び新製品の開発速度は、すべてにおいて一歩先を行く優位性を備えています。技術面での全体的な指標はソウルに匹敵し、東京に次ぐ値となります。

ブロードバンド及びワイヤレスネットワーク

ウェールズ大学インスティテュート・カーディフ(UWIC)国際競争力センターが発表した「世界知識競争力指数(WKCI)」において、台湾のブロードバンド普及率は、世界145の地域のうち、アイスランド、韓国、香港、オランダ、デンマークに次いで第6位に選ばれた。国内の調査によれば、台北市の8割6分の世帯(86.4%)がインターネットに接続し、9割近い世帯(87.7%)がコンピューターを所有している。膨大なインターネット人口に鑑み、政府は数多くの公共エリアにワイヤレスネットワークのホットスポットを設け、市民はiTaiwan(5,000か所以上)やTaipei Free(9,261か所)等の無料Wi-Fiにより、手軽に無料のインターネットシグナルを取得することができる。便利なインターネット環境は、アメリカのCNNやイギリスのデイリー・テレグラフ等のメディアから高く評価されている。

関連リンク: iTaiwan海外観光客オンライン登録システム
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